アニメ「鬼滅の刃」に登場する上弦の鬼3人(童磨・猗窩座・獪岳)をモチーフにした機械式腕時計が、キャラコラボブランド「GARRACK(ギャラック)」から登場。
金沢箔を使った手作業仕上げ、日本製ムーブメントと、グッズというより「本格腕時計」に近い仕様となっていて、その分、価格は7万円台と気軽に買える金額ではない!!
鬼滅コラボ腕時計は何が特別?
今回の腕時計は、ただロゴを印刷しただけのキャラグッズではありません。
日本の伝統工芸である金沢箔を文字盤に使用し、熟練の職人が1本ずつ手作業で仕上げる本格志向のモデルとなっていて、心臓部分となるムーブメントは日本製、そして組み立ても国内。
いわゆる「メイドインジャパン」の機械式時計としての顔も持っているので、かなりのこだわりを感じることができます。
価格は童磨モデルと猗窩座モデルが税込7万4800円、獪岳モデルが税込7万7000円と、一般的なキャラクターグッズよりかなり高めの設定。
生活の中では「毎日身につけるアクセサリー兼コレクション」としての位置づけになるのでしょうけど、7万円台という金額は、家電ならドラム式洗濯機の頭金、旅行なら1泊2日の小旅行にも使えるレベル。
この金額を「推しに投資する」と考えるか、「他の体験やモノに回したい」と考えるかで、判断は大きく変わってきますよね。
まずは、価格とスペックを冷静に並べて、「高級キャラ時計」であることを押さえておきましょう。
童磨・猗窩座・獪岳モデルの違いと「向いている人」
3モデルは、どれも12時位置に上弦の鬼の「瞳」のモチーフが入っていますが、細かいデザインの方向性が違います。童磨モデルは、上弦の「弐」の瞳に加え、被り物をイメージしたディスクや、扇をイメージした時分針が特徴。色味やモチーフが華やかで、「派手めなデザインが好き」「童磨の妖しさを楽しみたい」人向けです。猗窩座モデルは、上弦の「参」の瞳に、血鬼術「羅針」をイメージしたディスクと針、顔の模様を銀箔で表現したデザイン。幾何学的なラインが多く、「格闘系のかっこよさ」「ストイックな雰囲気」が好みの人に合います。獪岳モデルは、上弦の「陸」の瞳に加え、勾玉モチーフのインデックス、日輪刀の鍔・刀身・鞘を反映したディスクや針が特徴。日本的なモチーフが多く、和風デザインが好きな人や雷の呼吸が好きな人と相性が良いでしょう。誰に影響があるかというと、「推しキャラへの愛を、日常的に身につけたい大人ファン」です。普段づかいを考えるなら、勤務先のドレスコードや服装のテイストも踏まえて、「自分の手首に乗せたとき違和感がないか」を想像することが大切です。
機械式時計って難しい?日常での使い方と注意点
この腕時計は「機械式」となっていて、電池で動くクオーツ式と違い、ゼンマイを巻いて動かす仕組み。
一般的には、手でリューズ(つまみ)を回して巻き上げる「手巻き」や、腕の動きで自動的にゼンマイを巻く「自動巻き」があります。
機械式のメリットは、電池交換が不要で、適切にメンテナンスすれば長く使えることなのですが、その一方で、毎日着けないと止まってしまうこともあり、そのたびに時間を合わせる必要があります。
忙しい朝に時計が止まっていると、地味にストレスになることもあるうえ、数年おきの「オーバーホール」と呼ばれる分解清掃が必要となり、その費用も数万円かかる場合も。
つまり、購入時だけでなく「維持費」と「手間」も生活に影響してくる部類の製品となっていて、まずは自分が「時計の手入れを楽しめるタイプかどうか」を考えること必須。
家電やガジェットもつい放置しがちな人は、機械式との相性は悪いですし「毎日ゼンマイを巻きながら推しを思い出したい」とポジティブに感じられる人でなければ、ちょっと厳しいかも。
買って得する人・損する人の違い
損得というのも大袈裟ですけど「鬼滅の刃の上弦の鬼が長年の推しであり、時計としても日常的に使える」ような人であれば、かなり気分は高揚しそう。
毎日の通勤や外出で腕につけることで、1回あたりの満足度が積み重なりますし、結果的にコスパが良くなるでしょうし、機械式時計や和の工芸が好きで、金沢箔やメイドインジャパンに魅力を感じる人にとっては「推し×趣味」が同時に満たされるアイテムになります。
一方、「話題だからとりあえず欲しい」「鬼滅は好きだけど熱量はそこまで高くない」人にとっては、勢いで購入するのは考えた方が良さそう。
数回使っただけで飾りっぱなしになるには、7万円台の出費は大きいですし、仕事で時計を着ける習慣がなく、スマホの時計で十分と感じている人も要注意。
「そもそも腕時計を着けない生活」のままだと、宝の持ち腐れになること間違いなしですし、「1週間、手持ちの腕時計を毎日つけてみる」など、腕時計生活を試してみて、そのうえで「これなら推し時計を迎えても毎日楽しめそうか」を確かめると、後悔のリスクを減らせるでしょう。
購入前にチェックしたいポイントと情報の集め方

「童磨モデル」は、12時位置のインデックスに上弦の”弐”の瞳のモチーフを配し、1秒ごとに回転するディスクは、童磨の被り物を、また時分針は童磨が持つ扇のデザイン
「猗窩座モデル」は、12時位置のインデックスに上弦の”参”の瞳のモチーフ、ディスクおよび時分針には血鬼術「羅針」をイメージしたデザイン
「獪岳モデル」は、12時位置のインデックスに上弦の”陸”の瞳のモチーフ、そのほかのインデックスには勾玉のモチーフをあしらう。ディスクには日輪刀の鍔、時針には日輪刀、分針には鞘をイメージしたデザイン
3モデルともに、予約受付は5月22日から2026年6月5日より発売となります。
これまでコラボ商品ではヒーロー側にスポットが当たりがちになるのですが、魅力的な鬼たちをモチーフにしたハイクオリティなアイテムが登場するのは、ちょっと驚きですね。