スクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎」の開発にはUnreal Engine 5を使われているのだそうですよ。
ゲームエンジンってなんぞ?って方、これは文字通り「ゲームを動かすためのエンジン」となるようなソフトのことで、いわゆる「統合されたゲーム開発環境」のこと。
ゲーム業界の一般常識として、ひとつのゲームを作るには、まずいずれかのゲームエンジンを使って、このゲームエンジンのほかに、Photoshopなどの画像ツールや、MayaやZBrushなどの3DCGツールを組み合わせて1つのゲームが出来上がるんです。
さて、そんなゲームエンジンの中でシェアが大きいのは、今回のEpic Gamesの「Unreal Engine」と、Unity Technologiesの「Unity」の2つで、他にもAmazonが無償提供している「Amazon Lumberyard」や「OpenSiv3d」などもあるのですが、実質的には、多くのゲームはUnityとUnreal Engineで作られると思ってもいいでしょう。
Unreal Engine 5の早期アクセス版
ちなみにUE5は次世代コンソール、現世代コンソール、Windows、macOS、Linux、iOS、Androidをサポートしており、先日、2022年のフルリリースを前に早期アクセスがスタート。
これについては、UE5の新機能を試すことができるのですが、本格的なゲーム開発には向かないとし、開発者に対してもあくまで機能のプレビューを行うにとどめるようにと呼びかけています。