Shark TURBOBLADE ハイパワータワーファン」ミスト機能付きコードレスポータブル扇風機「HydroGo」


夏の暑さ対策で迷いやすいのが、「据え置きのタワーファン」と「持ち運べるコードレス扇風機」のどちらを選ぶか、という問題。

今回、SharkNinjaから登場した羽根なしタワーファン「Shark TURBOBLADE」と、ミスト機能付きコードレス扇風機「Shark FlexBreeze HydroGo」は、どちらも20m先まで届くパワフルさを持ちながら、使う場所や家族構成によって、向き・不向きがはっきり分かれる製品となりそう。

Shark TURBOBLADEは「部屋全体の環境を整えたい人」向け 

Shark TURBOBLADEは、いわゆるサーキュレーター機能付きタワーファンで、羽根がむき出しになっていない「羽根なし構造」でありながら、最大20m先まで風を届けられるパワーを持っています。

TURBOBLADE ハイパワータワーファン

ポイントは、単に人に風を当てるだけでなく、部屋中の空気を動かして「エアコンの効き方」そのものを改善できることで、360°の送風と、45/90/180°の自動首振り、さらに高さ調整ができるので、リビング全体・寝室全体といった空間単位で環境を整えたい人に向いていそう。

特に注目したいのが、「エアブランケット」という独自機能で、本体を横向きにして使うことで、布団の上にふんわりと風のベールをかけるイメージで、全身を包み込むような風を当てられるのだそうで、一般的な扇風機の「一点集中の風」と異なり、身体の一部だけが冷えすぎてだるくなりにくいのがメリット。

静音性も最小40dBA(図書館レベルに近い静かさ)とされ、就寝時やテレワーク中に使いやすい仕様となっています。

エアコンを多用する家で「部屋の隅が暑い」「足元だけ冷える」といったムラが気になっている人、そして寝苦しい夜をどうにかしたい人にとっては重宝されそうですが、ワンルームでエアコン一台で十分冷える環境の場合、「そこまで多機能なタワーファンは不要」と感じるかも。

価格は約34,980円(税込)と安くはないので、「リビングと寝室の両方で本格的に使う予定があるか」を一つの判断基準にするといいでしょうね。

HydroGoは「エアコンが届かない場所&屋外」をカバーする一台 

Shark FlexBreeze HydroGoは、コンセントなしでも使えるコードレス扇風機で、内蔵バッテリーで最大約12時間動作し、風量は6段階(うち1つが最強のブーストモード)あり、IPX5という防水性能と、日差しに強い素材が使われているので、屋外利用も想定されています。

FlexBreeze HydroGo コードレスサーキュレーターファン

脱衣所、キッチン、ベランダ、庭、キャンプ場など、「エアコンの風が届かず、スポット的に暑い場所」をどうにかしたい人向けの一台。

特徴的なのが「ドライミスト機能」で、本体に一体型タンク(170ml)を備えていて、水を入れてミストボタンを押すだけで、細かい霧を最大約1時間噴射することができ、霧が細かいため、屋内でも床や家具がびしょびしょになりにくく、風と組み合わせることで「体感温度が最大2℃下がる」という試験結果も示されているのだとか。

とはいえ、これは特定条件下での数値なので、炎天下の真夏日でクーラー並みの涼しさを期待するとギャップを感じるかもしれません。

HydroGoが真価を発揮するのは「エアコンがそもそもない/効きにくい」場所での補助であり、風呂上がりの脱衣所で汗が引かない、ガスコンロのあるキッチンが灼熱、子どもプールを出したベランダで親だけが暑さにやられるといったシーンに一台あると、体感的なツラさがかなり軽減されそう。

価格は約19,800円(税込)と、据え置き扇風機よりは高めですが、「どこへでも持ち運べて、屋外も含めて使える」と考えると、使う頻度によっては十分モトが取れるでしょう。

TURBOBLADEとHydroGo、どちらを選ぶ? 

この2製品で悩んだときの分かれ目は、「メインは室内全体か」「スポット&屋外か」。

TURBOBLADEは、タワー型でコンセント接続が前提、部屋全体の空気を動かすのが得意で、エアコンとの併用で設定温度を1〜2℃上げられれば、電気代の削減にもつながります。

一方、HydroGoはバッテリー駆動で、あくまで「持ち運んで使うスポット冷却」が主であり、1台あれば家じゅうの暑いポイントを順番に回れるイメージ。

なので、TURBOBLADEを「ただの扇風機」としてしか使わない場合、せっかく360°送風や横向き設置ができるのに、ソファの真正面に固定して人にしか当てないとなると、価格と機能を持て余してします。

逆にHydroGoを「リビングのメイン扇風機」として固定運用してしまうケースも要注意。

コードレスの良さを生かせず、バッテリー残量の管理ばかり気になるという本末転倒な使い方になりかねません。

どちらを選ぶかを考えたときにやるべきことは、自分の家の「暑さの悩み」を具体的に書き出すこと。

  • リビングのどこが暑いのか
  • 寝室で一番つらい時間帯はいつか
  • エアコンがない、あるいは効きにくい場所はどこか

これを整理した上で、「部屋単位で解決したいならTURBOBLADE」「ポイント単位&屋外までカバーしたいならHydroGo」と考えれば、大きな選択ミスは避けやすくなります。

導入前に押さえたい電気代・ランニングコストの注意点 

TURBOBLADEの消費電力は最大90Wで、一般的な扇風機(30〜50W程度)よりやや高め。

その代わり風量や到達距離が強化されているイメージで、気をつけたいのは「強風で一晩中つけっぱなし」にしてしまうケース。

たとえば90Wで8時間連続使用すると、1kWhあたりの電気料金を31円と仮定した場合、1回あたり約22円程度になり、これを毎日続けると小さくはない出費になるため、就寝時は風量を落とす、1〜4時間タイマーを活用するなど、「必要な時間だけ使う」意識が大切です。

HydroGoは、最大36Wと比較的低めですが、こちらはバッテリーの寿命も意識したいところ。

頻繁にフル充電とフル放電を繰り返すと、数年単位でバッテリー性能が落ちるのは避けられませんし、長く使うためには「常に最強モードで長時間使う」のではなく、ミスト機能と組み合わせて体感温度を下げ、風量自体は中程度までに抑える使い方が現実的。

上手な使い方として「エアコンの温度を1〜2℃上げる代わりに、これらのファンで体感温度を下げる」手法があります。

エアコンを28℃設定にして、TURBOBLADEで空気を循環させつつ、汗ばむような作業や屋外から帰ってきた直後はHydroGoのミストを当てる。

これだけでも、冷えすぎを防ぎつつ電気代を抑える効果が期待できます。

一方で、エアコンも扇風機も「強」でつけっぱなしにすると、電気代だけがかさむので注意が必要。

子ども・ペット・暑がり家族別のおすすめ活用シーン 

小さな子どもやペットがいる家庭では、「安全性」が重要となりますので、TURBOBLADEは羽根が露出しておらず、本体の重心も低く設計されているため、指を挟む・倒れるといったリスクが抑えられているので、リビングで床に直接置いて使う場合でも、従来型の扇風機より安心感が高いと言えます

寝室では横向きにしてエアブランケットを作ることで、子どもに直接当てすぎない柔らかい風を送ることが可能。

一方、HydroGoはコードレスなので「動き回る子どもやペットのいる家庭」でもコードに足を引っかけて転倒する心配が減りますし、防水仕様のため、ベランダでの水遊びやプール横でも活躍してくれそう。

ただし、タンクに水が入っている状態で強くぶつかると、水がこぼれる可能性はあるので、低い位置に安定して置く、足元に物を散らかさないなどの配慮は必要となるでしょう。

家族の中に「極端な暑がり」と「冷え性」がいる場合、2台を併用する選択肢もあります。

たとえば、リビングはTURBOBLADE+エアコンで全体を穏やかに冷やし、どうしても暑さに弱い人だけがHydroGoのミストをスポット的に使うという運用となるのですが、これなら、誰か一人に合わせて部屋全体をキンキンに冷やす必要がなくなり、「誰かが寒くてつらい」という不満も減らせます。

購入予算に余裕があれば、「1台で全てをまかなう」よりも、「用途を分けて2台を上手に使う」ほうが、結果的に満足度は高くなりやすいでしょう。

まぁ、そうなると6万近くの出費となるんですけどね・・・。

今回、新発売となる、Shark TURBOBLADEとHydroGoは、どちらもよく冷える扇風機ですが、得意分野がはっきり分かれています。

TURBOBLADEは、リビングや寝室など部屋全体の空気を動かし、エアコンの効率や睡眠の質を高めたい人向け。

HydroGoは、脱衣所・キッチン・ベランダ・キャンプなど、エアコンが届かない“暑いスポット”をコードレスで柔軟に冷やしたい人向け。

ポイントは、「自分の家のどこが一番つらいか」を具体的に洗い出し、それを解決できるタイプを選ぶこと。

そして導入後は、エアコンと賢く組み合わせて使いすぎを防ぎ、電気代やバッテリー寿命に配慮しながら、家族それぞれのちょうどいい涼しさを見つけていくことです。

この2製品の特性を理解して選べば、今年の夏を、少しでもラクで快適に過ごせるはず。

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