指輪型ウェアラブル「Oura Ring」に新モデル「Oura Ring 5」が登場。
前モデルから体積を40%小型化しながら、バッテリーは最長6〜9日へと延長され、小さく軽くなっただけでなく、LEDを強化しセンサー経路を12本に増やすことで、睡眠・運動・ストレス・心臓の健康・代謝・女性の健康指標など50以上を高精度でトラッキングしてくれるのだとか。
日本では6月5日発売で、月額制のメンバーシップと組み合わせることで、日々のコンディション管理から血糖値トラッキング、生理周期インサイトまでカバー。
生活のどこまでを“指輪一つ”に任せるかが、現実的な選択肢になりつつあります。
40%小型化なのにバッテリーは6〜9日延長
Oura Ring 5は、前モデルのOura Ring 4と比べて体積を40%削減しながら、バッテリー持続時間を6〜9日へと1〜2日延ばした点が大きな特徴となっていて、これは嬉しいアップデートですね。
リング幅は7.9mmから6.09mm、厚さは3.51mmから2.28mmへと薄くなり、指につけた際の存在感はかなり控えめになっているのに、LEDは前世代比で最大4倍の強さになり、リングを薄くしたことで弱くなりがちな信号を補っています。
さらに、センサー経路を12本に増やすことで、指の形や肌の色の違いによるノイズも抑えられていて「小型化すると電池か精度が犠牲になる」という一般的な弱点を、構造と電気設計の見直しで両立させた優れものに。
仕事でもプライベートでもリングをつけ続けたい人にとって、「小さくて長く持つ」という組み合わせは、毎日のストレスを減らすポイントになりそう。
指輪一つで50以上の健康指標 メンバーシップで広がる使い道
Oura Ring 5は、睡眠、運動、ストレス、心臓の健康、代謝、女性の健康指標など、50以上の指標を追跡でき、ハード面では、赤・緑・IRに対応する2つのトリプルLEDと2つの光検出器、デジタル体表温センサー、加速度計を搭載し、24時間365日アクティビティを計測します。
Ouraアプリ側では、詳細な睡眠分析や24時間心拍数トラッキング、血中酸素ウェルネス(SpO2)、アクティビティ自動検出、心血管年齢や心肺機能(VO2 Max)などの指標を確認可能で、代謝面では血糖値トラッキングや食事との関連、女性の健康では生理周期、ホルモン避妊、更年期インサイトにも対応。
これらの多くは月額999円・年額11,800円のOuraメンバーシップで利用範囲が広がる仕組みで、未加入だと日々のコンディション・アクティビティ・睡眠スコアの確認に機能が絞られますので、自分がどこまで深くデータを見たいかで、月額課金の必要性が分かれるでしょうね。
でも月額1,000円以下で健康を管理できるとなると、そんなに高い値段ではないですよね。
つけっぱなし前提のデザインと防水・充電環境
リング本体は外装・内装ともにチタン製で、全仕上げに超硬質PVDコーティングが施され、傷に強い設計で、カラーはブラック、シルバー、ステルス、ブラッシュドシルバー、ゴールド、ディープローズの6色展開。


従来のローズゴールドに代わるディープローズは銅色に近いローズ系で、性別や市場を問わず選びやすいトーンに調整されていて、それぞれ耐水性能は最大100m防水で、手洗いやシャワー、水泳にも対応し、日常生活で外す場面はかなり限られます。
一方、スキューバダイビングなど深く潜るアクティビティには非対応とされ、充電はBluetooth 5.0接続のまま対応し、残量に応じて20〜80分で完了。
さらに、リングを最大5回充電できる持ち運び用ケースも用意されているので、約1カ月分の充電容量を備えられるようですよ。
データの消し方まで選べる、新しいプライバシー仕様
今回の発表では、ハードウェアだけでなくプライバシー機能の強化も盛り込まれていて、これまでOuraの分析データを消したい場合、アカウントごと削除する必要があったのですが、今回からは新たに期間を指定してデータだけを削除できるようになり、これにより、「特定の時期のデータだけ残したくない」「ライフスタイルが大きく変わったので、古いデータを消してリセットしたい」といったニーズに応えてくれています。
この機能はOura Ring 5に限らず、すべての世代のOura Ringで利用可能となるようです。どの期間の記録を残し、どこからは消すのかをユーザー自身が選べるようになったことで、データとの“距離の取り方”を自分の感覚に合わせて調整しやすくなったと言えますね。
まとめ
Oura Ring 5は、前モデルより40%小型化しながらバッテリーを6〜9日に延ばし、睡眠やストレス、血糖値、生理周期など50以上の指標を“つけっぱなし”で計測できる指輪型デバイス。
月額メンバーシップを組み合わせればできることは増えますが、まずは「自分がどこまで健康データを生活に取り入れたいか」を決めるのが出発点になり、充電の手間やデザイン、プライバシー設定も含めて、自分の毎日に無理なくなじむかどうかが、導入時の判断材料になりそう。
